記憶を思い出す方法は？

最近加齢の影響なのか、物忘れというか記憶力が落ちたように感じます。しかしそれが仕事などで影響が出るようになり困っています。ある程度どうしようもないことだと思いますが、記憶を思い出す方法ってありますか？また記憶のメカニズムってどうなっているのか知りたいです。お願いします。

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トピック

[ウインドウさん]

記憶を思い出すというか覚える時が大事だと思う。自分の場合は何か関連することと結びつけて覚えるようにしている。何と結びつけるかは覚えるものよって変わるし、どういう風に結びつけるかは個々違うと思う。最初は練習が必要だけど、一度上手くいたらスラスラ脳に定着していく。自分は特に頭がいいわけではないので誰にでもできると思います。

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[実りさん]

何でも反復しないときちんと覚えられませんから覚えるべきことについては、何度も書いたり復唱したりが一番手堅い方法のように思います。

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[伊藤さん]

記憶力の良さというものは、ほとんどの場合では物事に良い結果を生み出すことは間違いありません。

過去の記憶を思い出す方法としては、ひとつひとつの関連のある事柄をたぐり寄せて、思い出したい事柄にたどり着く方法があります。

例えば自分をその時の同じ状況に置いてみることです。　同じ場所・時間・環境（音や香り・風景・体調など）に自分の身を置くことによって、ふとした瞬間に記憶がよみがえることがあると言われています。

ターゲットの記憶まで一機にたどり着けないとしても、関連有る周囲から徐々に攻めて記憶を思い出す方法は効果があることです。　これは記憶というものがそもそも一つの事柄の中のいくつかの分類ごとに仕分けして脳に刻まれるという事実に基づいているのかもしれませんね。

例えば、映像と音は別々の場所に保存されているそうです。そうしたバラバラに保存されたデータの糸を一つ一つたぐり寄せていくことで、ひとつのターゲットに近づいていくというような、記憶を思い出す方法は正しい方法と言えるでしょう。

また、不思議なことに思い出そうと必死でいる時にはその事柄を一向に思い出せないのに、思い出すことを忘れている時にフッと記憶がよみがえってくることもあることは多くの方が体験されていることでしょう。　

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[岡田さん]

記憶のメカニズムについてですが、記憶の際に脳の中では次の様な作業が行われています。　まずはじめに私たちは物事を視覚・聴覚・味覚・嗅覚(きゆうかく)・触覚の五感で感じ取ったものを一旦脳に記憶します。

次にそれらの中から必要とする物とそうでない物の情報を仕分け整理して、必要な物だけを保存します。　そして、保存した情報の中から、必要な時に必要な情報を引き出すのです。　つまり、覚える⇒保存する⇒思い出す、の３つの流れというメカニズムになります。

これは感覚記憶⇒短期記憶⇒長期記憶とも表現されることがあります。　始めの感覚記憶は加齢とともに五感の反応も鈍ることで脳の反応も鈍くなります。

短期記憶を司るのは脳の海馬という部分です。

長期記憶は昔から長期間に渡って記憶されていることですが、短期記憶を繰り返す作業の中で長期記憶が新しく保存されて行きます。

長期記憶を司るのは脳の大脳皮質という部分です。

新しい記憶は海馬に保存され、古い記憶は大脳皮質に記憶されるというメカニズムです。　海馬が正常に機能しなくなると、新しいことを覚えにくくなったりすぐに忘れてしまうといった認知症に見られる症状が発生します。

また記憶の種類には陳述的記憶（頭で覚える記憶）と手続き記憶（体で覚える記憶）があります。　前者は一旦海馬で処理され大脳皮質に記憶されます。

後者は大脳基底核と小脳で処理され、双方のネットワークが繰り返し結びつく中で記憶されて行きます。

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